珍しい継ぎ方をしている器についてのご紹介

珍しい継ぎ方をしている器についてのご紹介

今では貴重な器のお修理方法

The mother of a master in Wajima once gave me this dish, saying that it was rare and she wanted me to take it to Tokyo to show it to everyone. The master told me that it was repaired by writing on it with cloisonne enamel glass paint and lightly firing it with a burner. In the old days, broken vessels were repaired in various ways!



輪島のお師匠さんのお母さんが以前、珍しいから東京へ持っていき皆さんに見せてあげてくださいな〜と持たせてくれた器。お師匠さんに聞いた所、七宝焼のガラス系の絵の具で書きバ−ナ−で軽く焼いた修理だそうです。昔は色々なやり方で割れた器を直していたんですね!

器と金継ぎのコラムに関連する記事

壊れても終わらないストーリー 金継ぎで器が輝き出す瞬間の画像

壊れても終わらないストーリー 金継ぎで器が輝き出す瞬間



お気に入りは、一度壊れたくらいで終わりません。  


割れてしまった器を前に、  
「どうしよう…」「作家さんに申し訳ない」と  
肩を落とす方がたくさんいます。  


でも、壊れた器には、  
もう一度美...
壊れた器に宿る物語 金継ぎが教える日本の美と誇りの画像

壊れた器に宿る物語 金継ぎが教える日本の美と誇り

いや、本当に不思議ですよね。 
壊れた器を「もっと美しくする」なんて、そんな文化が他にあるでしょうか。
世界がKintsugiに惹かれる理由は、技術の美しさだけではありません。 
「傷を隠さず、むし...
高まる金の価値と変わらぬ「継ぐ」心〜maison kintsugi ginzaの思い〜の画像

高まる金の価値と変わらぬ「継ぐ」心〜maison kintsugi ginzaの思い〜



金の価格がこれほどにも高くなるなんて、誰が想像したでしょうか。
金1グラム2万後半にまでなろうとしています。
銀も、ここ10年で最高値。
金継ぎの現場では、
この数字が“重み”としてのしかかっています...