伝統をつなぐ金継ぎレッスン
骨董品や高価な品ばかりでなく私たちにはかけがえのない思い出の物や大好きな使い慣れた器などがあります。
割れたりかけたりしてしまっても漆で直し後世に受け継ぐことができる金継ぎ。もっと身近に金継ぎを楽しみ完全ではない物の美しさを感じて頂ければと思います。
Maison kintsugi ginzaでは伝統的な技法を用いて時間をかけて丁寧に修復する技術をお伝えいたします。
漆塗りや蒔絵に使用するものと同じ材料を使い、新漆と呼ばれる合成の漆や科学的な樹脂など使用せず伝統的な工程を踏んで行う金継ぎを学びます。
金継ぎ教室レッスン制作の流れ
全工程の修了まで全6回程度の講座を要します。修繕する器の状態や個々の作業の進捗状況等によって回数は前後します。
第1回目 | 器の養生・欠けの下地作り / 道具作り |
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第2回目 | 欠け:欠けを埋める作業 ① / 割れ:接着 |
第3回目 | 欠け:欠けを埋める作業 ② / 割れ:小さな欠けや隙間を埋める作業 |
第4回目 | 欠け・割れ:下地調整、漆を塗る作業 ① |
第5回目 | 欠け・割れ:研ぎ、漆を塗る作業 ②、粉蒔き |
第6回目 | 欠け・割れ:粉固め |
金継ぎ教室金継ぎした器たち
日常使いの器は渕が欠けるケースはよくあります。かけの修理は金継ぎ初心者の方でも簡単にお直しが出来ます。
渕は口に当たる部分ですので口当たりを考えお仕上げします。
また粉々に割れてしまった器でも修復可能です。難易度が上がりますので基礎を学び練習を終えてから修復されることをおすすめします。